おはようございます!(^^)!
今週はずーっと天気が悪くて、雨が多いですね。。。
髪の毛がいつも以上に爆発する今日この頃・・・皆様いかがお過ごしでしょうか??(^.^)
本日も勉強会の開催です!!!
今日からは、ドリルねじについてお勉強していきます!(^^)!
またまたシリーズ化しておりますので、最後までお付き合いくださいませ~(^^)/
—————————————————————————
ドリルネジはドリルとタッピンねじの2つの機能を持ったネジ。
タッピンねじが下穴を必要とするのに対し、ドリルネジは自分で下穴をあけます。
つまり複合ネジと言えます。
JISにも記載され、正式には“ドリリングタッピンねじ”と言います。
このドリルネジ、JISでは「切り刃先」と「とがり先」の2つに分けています。
「切り刃先」は特徴があるのですぐ解りますが、「とがり先」はドリルネジと認識されていない方が意外と多いです。
とがり先は下穴をあけると言うより、突き破ると言う表現の方が正しいです。
ですから、あまり厚い鋼板には使用できません。
メーカーは1.2mm厚(メーカーによっては1.6mm)までと言っていますが、1mmまでを目安に考えておいた方が良いようです。
実際はほとんどが1mm以下の薄鋼板に使用されます。代表的なネジは、軽天ラッパビス。
石膏ボードを貼るときに使用するネジです。
ところで、とがり先のドリルネジはタッピンねじの1種(Aタイプ)と混同しがちです。
見分けるポイントは
- 図のyの部分(先端のテーパー部分)の半分以上にネジ山があること。
- 先端角度が35°±10°(タッピンねじの先端角度45°±5°と重なる部分もありますが、概して先端が鋭くとがっている印象になります。)
- 薄鋼板に使うので、二条ネジを採用しているケースが多いです。機能的には、鋭い先端で突き破り、すぐにネジ山の始まりがあるのでその部分で押し広げる。そしてネジ山を立てる。二条ネジの場合、2ヶ所でネジ山が鋼板に掛かるので、薄鋼板に向いています。
——————————————————————-
いかがでしたでしょうか(^^)
次回もドリルねじシリーズをお送りいたしますのでお楽しみに~(*^_^*)